レトロ家具でつくる!おしゃれコーディネート完全ガイド

レトロ家具でつくる!おしゃれコーディネート完全ガイド

こんにちは!リユースセレクトショップFyndです。

「お部屋をもっとおしゃれにしたいけど、みんなと同じインテリアは嫌だな...」そんな風に思ったことはありませんか?そんなあなたにぜひおすすめしたいのが、個性豊かで温かみのあるレトロ家具を使ったコーディネートです。

今回はレトロ家具初心者の方にも分かりやすく、お部屋を素敵に変身させるコツをたっぷりとお伝えします!

 

レトロ家具とは?

レトロ家具とは、主に1950年代から1980年代にかけて作られた、懐かしさとモダンさを兼ね備えた家具のこと。最近のトレンドでは、若い世代を中心に「温かみがあって個性的」「他の人とは違うインテリアを楽しめる」として人気が急上昇しています。

新品の家具にはない独特の風合いと、職人の手仕事による丈夫な作りが魅力。また、環境意識の高まりとともに、リユース・リサイクルへの関心も相まって注目されているんです。

 

レトロ家具の種類と特徴

1. 昭和レトロ(1950~1980年代)

特徴: 温かみのある木材、丸みを帯びたフォルム、オレンジやブラウンなどの暖色系

  • ちゃぶ台、座卓
  • 和洋折衷のサイドボード
  • レトロな電話台

2. ミッドセンチュリーモダン(1940~1960年代)

特徴: シンプルで機能的、直線と曲線のバランス、チーク材やウォールナット材

  • イームズチェア風の椅子
  • 脚が細いローテーブル
  • 幾何学模様のファブリック

3. スカンジナビアンレトロ(1950~1970年代)

特徴: 明るい木材、シンプルなデザイン、機能美重視

  • 北欧風のダイニングチェア
  • 明るい色のサイドボード
  • シンプルなペンダントライト

部屋別コーディネート実例

リビング:くつろぎ空間の演出

昭和レトロスタイル メインには低めのソファと座卓を配置。暖色系のクッションやブランケットでアクセントをプラス。壁際にはレトロなサイドボードを置いて、お気に入りの小物をディスプレイ。

配置のポイント

  • 家具の高さを揃えて視線を低くする
  • 木材の色味を統一(ダークブラウン系)
  • 照明は間接照明でムードを演出

相性の良い小物

  • 琺瑯のやかんや食器
  • レコードジャケット
  • 観葉植物(サンスベリア、ゴムの木)

ミッドセンチュリースタイル 脚の細いソファとローテーブルでスッキリとした印象に。幾何学模様のラグやクッションで遊び心をプラス。

配置のポイント

  • 家具の脚を見せて抜け感を演出
  • 直線的なラインを意識した配置
  • モノトーン+アクセントカラー1色

ダイニング:食事時間を特別に

スカンジナビアンレトロスタイル 明るい木材のダイニングテーブルに、座面がカラフルな椅子を合わせて。ペンダントライトでテーブル上を照らし、食事の時間を演出。

配置のポイント

  • テーブルサイズは部屋の1/3以下に
  • 椅子は同じデザインで色違いもおしゃれ
  • ペンダントライトの高さは60-70cm

相性の良い小物

  • 北欧食器(アラビア、イッタラ風)
  • 麻やリネンのテーブルランナー
  • 観葉植物(ポトス、アイビー)

寝室:プライベート空間の充実

昭和レトロ×モダンミックス 低めのベッドフレームにレトロなサイドテーブルを配置。間接照明で落ち着いた雰囲気を演出。

配置のポイント

  • ベッド周りはミニマルに
  • サイドテーブルは左右で高さを変えても◎
  • カーテンは重厚感のある素材を選択

相性の良い小物

  • アンティーク調の時計
  • 間接照明(テーブルランプ)
  • ドライフラワー

素材・色の組み合わせテクニック

木材の種類による印象の違い

  • チーク材: 高級感、大人っぽい
  • オーク材: ナチュラル、親しみやすい
  • ウォールナット材: シック、モダン

カラーコーディネートの基本

70:25:5の法則

  • ベースカラー70%(壁、床、大型家具)
  • アソートカラー25%(ソファ、カーテン)
  • アクセントカラー5%(クッション、小物)

レトロ家具に合う色の組み合わせ

  • 暖色系: オレンジ×ブラウン×ベージュ
  • 寒色系: ターコイズ×グレー×ホワイト
  • アースカラー: カーキ×テラコッタ×クリーム

配置の黄金ルール

1. 動線を確保する

家具間は60cm以上の通路を確保。特にダイニングでは椅子の出し入れを考慮して80cm以上がベスト。

2. 視線の抜けを作る

すべての壁際に家具を配置せず、一部に「抜け」を作ることで空間に広がりが生まれます。

3. 高低差をつける

家具の高さにメリハリをつけることで、空間にリズムが生まれます。

観葉植物との相性

レトロ家具には以下の観葉植物がよく合います

大型植物

  • フィカス・ベンガレンシス(存在感抜群)
  • ウンベラータ(やわらかい印象)

中型植物

  • モンステラ(レトロ感アップ)
  • サンスベリア(シャープな印象)

小型植物

  • ポトス(どこでも馴染む)
  • アイビー(垂れ下がりが美しい)

お手入れとメンテナンス

レトロ家具を長く愛用するためのポイント

木製家具

  • 定期的な乾拭きで埃を除去
  • 年に1-2回のオイルメンテナンス
  • 直射日光は避ける

ファブリック

  • 掃除機でこまめにお手入れ
  • 汚れは早めの対処が鉄則
  • プロのクリーニングも検討

まとめ

レトロ家具を使ったコーディネートは、単に古いものを置くだけではなく、時代背景を理解し、現代の暮らしに合わせてアレンジすることが大切です。

 

成功のカギは …

  1. 統一感のある色・素材選び
  2. 適切な配置と動線確保
  3. 小物や植物との調和

 

あなたも、個性豊かなレトロ家具で、誰とも違う特別な空間を作ってみませんか?


リユースセレクトショップFyndでは、厳選されたアンティーク・ビンテージ家具を多数取り揃えています。実際に見て、触って、あなたのお部屋にぴったりの一点ものを見つけに、ぜひお店にお越しください。経験豊富なスタッフが、コーディネートのご相談も承ります。