19世紀以降に制作された、コバルトブルーの美しいアクセントが印象的なカットガラスのワイングラスです。透明なクリスタルガラスにコバルトブルーの装飾が施された、上品で洗練されたデザインが特徴となっています。
最も魅力的なのは、ボウル部分の底に配された鮮やかなコバルトブルーの装飾でしょう。この青いガラス部分は、透明なクリスタルガラスと融合する技法で作られており、光を通すことで美しい青い輝きを放ちます。ボウル部分は適度な丸みを持ったエレガントなフォルムで、ワインの香りを効果的に集める機能性も備えています。
ステム（脚部）は細身でありながら安定感があり、台座部分は適度な重量感を持って設計されています。全体のプロポーションは非常にバランスが良く、手に持った時の重量感も心地よく、実用性と美観を両立させています。カットガラス特有の透明度の高い質感と、コバルトブルーが生み出す色彩のコントラストが、テーブルウェアとしての格調を高めています。
おすすめの使用方法・用途
ディナーパーティーや特別な記念日の食事で使用することで、テーブルセッティングに格調高い雰囲気をもたらします。白ワインや軽めの赤ワインに特に適しており、青い装飾がワインの色彩を美しく引き立ててくれるでしょう。
日常使いとしても、週末の家族ディナーや友人とのホームパーティーで活用することで、普段の食事時間を特別なひとときに変えてくれます。水やソフトドリンクを注いでも美しく、幅広い用途で楽しむことができます。
コレクション目的では、19世紀から20世紀初頭のガラス工芸の発展を示す貴重な資料として価値があります。アンティークガラス愛好家にとって、技法や時代背景を学ぶ教材としても活用できる意義深いアイテムです。
インテリアコーディネート提案
クラシカル・エレガントなダイニングでは、白いリネンのテーブルクロスやシルバーのカトラリーと組み合わせることで、格調高い正統派のテーブルセッティングを演出できます。クリスタルのデカンタやシャンデリアとの相性も抜群です。
モダン・ミニマリストの空間では、シンプルな白やグレーのテーブルウェアの中にアクセントとして配置することで、コバルトブルーの美しさが際立ち、洗練された現代的な食卓を完成させることができます。
地中海風・コースタルスタイルなら、青と白を基調とした爽やかなテーブルセッティングの主役として活躍します。麻のテーブルランナーや貝殻の装飾品と組み合わせることで、海辺のリゾートのような開放的な雰囲気を演出できるでしょう。
保管時にはガラスキャビネットやオープン棚に飾ることで、使用しない時でも美しいインテリアアクセントとして空間を彩り、自然光や人工照明がコバルトブルーの装飾を美しく輝かせてくれます。
19世紀の優雅なライフスタイルを現代に伝える、実用性と美しさを兼ね備えたアンティークガラスウェアです。
品質・状態について
リユース品のため、新品と比較して使用感がございます
リペア痕や経年変化による色ムラがある場合があります
使用に伴う小傷や擦れ跡がある場合がありますが、使用に支障はありません
写真と実物の色調に若干の差異がある場合があります